2026年5月、幕張メッセで開催された 第8回 国際建設・測量展(CSPI-EXPO2026) にて、SenseFieldは自社の LiDAR 技術を活用した最新ソリューションを展示いたしました。
今回は、日頃から建設 DX を牽引されている BeeInventor 様のご協力のもと、同社ブース内で弊社プロダクトをご紹介いただく という形での参加となりました。

■ 自動運転ソフトウェア開発で培った「LiDAR認識技術」
弊社はこれまで、自動運転ソフトウェアの開発を通じて LiDAR(Light Detection and Ranging)による高精度な周辺認識技術 を磨いてきました。
自動運転領域において、LiDARは「周囲の状況を3Dで把握し、安全に走行するための要」ともいえる重要なセンサーです。
その経験で得た
- ノイズが多い現場環境でも安定して物体を検出する技術
- リアルタイムでの点群処理
- 動的な物体追跡や距離推定のアルゴリズム
といった知見を、より幅広い産業へ展開できるのではないかと考えたことが、今回建設業界への応用に取り組むきっかけとなりました。
■ 建設機械の衝突防止から、現場のDXまで
LiDAR で実現できる新しい“安全”と“効率化”
近年、建設現場は深刻な人手不足に直面しています。
その一方で、現場作業の安全確保、施工の効率化はますます重要になっています。
そこで私たちは、これまで自動運転領域で活用してきた LiDAR 技術を 「建設機械の衝突防止ソリューション」 として発展させています。
例えば、
- 重機周辺の人や障害物をリアルタイムで検知
- 見通しの悪い環境でも安定して動作
- 操作者の死角を補助することで事故リスクを低減
といった価値を提供します。
さらに、衝突防止にとどまらず、
建設 DX を支えるさまざまな LiDAR ソリューションも開発中です。
点群データを活用した施工管理、変位計測、資材管理など、現場の「しんどい」を減らす取り組みを幅広く行っています。
開発中のプロダクトや導入事例は、以下のポートフォリオページでもご確認いただけます。
👉 https://www.sensefield.jp/portfolio/

■ BeeInventor様との協力展示について
今回の CSPI-EXPO2026 では、BeeInventor 様に多大なご協力をいただき、弊社の LiDAR ソリューションを同社ブース内に展示していただきました。
BeeInventor 様は建設テック領域で急成長している企業であり、国際的な展示会でも高い注目を集めています。
👉 https://www.beeinventor.com/
このような先進的な企業と共に展示の場を共有できたことは、私たちにとって大きな励みとなりました。
ブースにお立ち寄りくださった皆さま、誠にありがとうございました。
■ 今後の取り組み:現場の“しんどい”を減らすために
SenseFieldは、LiDARをはじめとするセンシング技術を活かし、
建設・インフラ業界の現場負荷を軽減するソリューションづくり をこれからも続けてまいります。
- 危険な作業をできる限りテクノロジーで置き換える
- 人手不足を補いながら、作業者の安全と効率を両立させる
- 現場で働く人たちが本来の価値を発揮できる環境を整える
そんな未来を実現するために、引き続きプロダクト開発に取り組んでまいります。